経験者は語る、デグーがベタ慣れになるまでの道のり
初めに
こんにちは!デグーヌマです。
今日はデグーがベタベタに懐いてくれる裏技についてお伝えします。
というのも、私が一緒に過ごしていた先代のモーリーは手が大好きで、手の上で寝る子でした。私がケージに近づくと喜んでくれたり、すぐ駆け寄ってきて開けろと催促されたり・・・笑
開けると真っ先に手に乗ってくる姿は愛おしく、毛繕いしたときの嬉しそうな表情を見て自分も幸せになりました。
そんな場面をInstagramやTwitterに投稿した時、どうやったらそんなにベタ慣れになるんですかと言われ、どうしてこんなに懐いてくれたのだろう・・・?と考えてみました。ありがたいことにモーリーが甘えん坊で慣れやすい性格だったこともあるのかもしれないのですが、私の経験を基にデグーがベタ慣れになるために大切なことを書きだしました。デグーには個性があるため、必ず慣れるとは限りませんのでご了承ください。でも、どんな結果になるとしても絆は深まるはずです。デグーとの絆を築いていく過程も楽しんでください♪
まず最初に一番大切で重要な事を書きました。これが一番のコツであり、近道です!!!
0.絶えずコミュニケーションをとる!
デグーに懐いてもらうためには、絶えずコミュニケーションを取ることが重要です。話しかけたり、優しく 触ったり撫でたりすることでデグーとの良い信頼関係を築くことができます。
多くの時間をデグーと過ごす&優しく接する!ってところが最も重要です。
最初は人間は怖い存在かもしれません。デグーから見たらとてつもない大きな物体が動いていますもんね。人間が危害を加えない存在で、いるのが当たり前で、意外と良いやつで仲間だ!という風に思ってもらうためにはやはり時間をかけて信頼関係を構築することが必須だと思います。
ですが、多くの時間をデグーと過ごしているし、優しく接しているのに手を避けられる・・・;;という方もいらっしゃると思います。
そんな方もベタ慣れに近づくような流れやコツを詳細に書いてみました!
デグーを人に慣れさせるためには、以下のような方法を試してみるのがおすすめです。
流れ
1.様子見
お迎え直後やケージを変えたり引っ越ししたり環境の変化があった場合、あまり構わない方が良いです。人に慣れることより、環境に慣れることを優先しました。少なくとも1~2日はそっとしておきましょう。
2.時間をかけて接触を増やす
デグーとの接触を徐々に増やしていきましょう。最初はケージの外から観察し、デグーが慣れてきたら手を近づけてみます。時間をかけてデグーが手に慣れるまで、毎日数分でも行いましょう。
3.手をケージ内に入れる
デグーに慣れてきたら、手をケージ内に入れてみます。最初は手を近づけて匂いを嗅がせ、デグーが安心している様子を見てから、手をゆっくりとデグーの身体に触れさせてみましょう。おすすめの時間帯はデグーが起きた直後の寝ぼけている朝です。また、日光に当たってゴロンと気持ちよく過ごしている日中もおすすめです。手の形はデグーに近い場所では変えない方が良いです。逃げる際は、ゆっくり近づけても良いですがしつこくはしないようにしましょう。手を砂浴びで使用している砂にくぐらせてから近づけるのも良いです。同じ匂いがすると安心しやすいです。
4.手からおやつをあげる
デグーが手に慣れてきたら、手からおやつをあげることでポジティブな関連付けを促します。デグーが手に近づいてきたら、お気に入りのおやつを食べさせてあげてください。
3.と4.をひたすら繰り返します!これでデグーとの距離を縮めていきます。徐々に手に慣れてきたらデグーが近寄ってくるので触れるようになると思います。
大切なのは”触る際には優しく扱う”
デグーに触る時には、常に優しく、静かに接するように心掛けましょう。急な動作や大きな音はデグーを驚かせる可能性があり、警戒心を引き起こすことがあります。
あとはどんなことを望むかによってコツが異なります。
コツ
□毛繕いをして可愛い表情と可愛い声を聴きたい!
指で左右どちらかのあご付近をサッサッと掻いてあげる。気持ちよさそうな顔をするところを探る。ちなみにモーリーはあご下、パーリーは耳が気持ちよさそうなので、個体差があると思います。毛繕いしたら、すぐ手を引っ込めるのではなく少し置いておいた方が良いです。お返しに毛繕い(という名の甘噛み)をしてくれます。終わったらこちらから毛繕いすると比較的長めの良いコミュニケーションになります。また、これは定かではないですが、毛繕いし合う習性があるため、お返しをちゃんとしないとデグーにストレスがかかるとか何とか・・・また、甘噛みが痛い時は痛いと話しかけてました。気のせいかもしれませんが、徐々に噛む力が優しくなりました。
□手で寝てほしい!
寝ている時に手を近づけて添い寝ならぬ添い手をする。その状態で暫く動かない。この添い手を繰り返します。デグーが手に気付いても逃げずにリラックスしてくれるようになったら、ゆっくり優しく手を動かしてデグーの下に滑り込ませる。
□手に乗っている状態で写真を撮りたい!
写真のパシャッという音に反応して逃げることがあるので、手に乗っていない状態で写真の音に慣れてもらう必要があります。なぜ手に乗っていない時かというと、手と写真の音をネガティブに関連付けさせないためです。写真を撮ったらおやつをおげるのはおすすめです。また、動画は静かなので、動画で撮って後で画像に加工するという解決策もあります。
いかがでしたか?
最後になりますが、
必ずしもすべてのデグーが人に慣れるとは限りません。デグーの性格や経験によって個体差がありますので、十分な時間と忍耐が必要です。また、デグーのストレスや健康に配慮しながら、ゆっくりと関係を築いていくことが大切です。
どんな結果になるにしても、デグーとの暮らしの楽しみ方のひとつとして、試してみていただけたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました★